第4学区 2000.6.16 25:45〜26:15 フジテレビ
  番組冒頭、高見沢さんが話題になった部分を抜粋しています


※貴=石橋貴明 古=古舘伊知郎

「くやしいなぁ」
「くやしいんだよ」
「あと楽器っていう強みもあるけどね。 楽器っていうやっぱり三種の神器持ってますからね。
 俺も背中に生ギター背負おうかと思うよな、ホントに。」
「楽器ができるっていうのがね・・・くやしいんですよ」
「結婚するたんび離婚するたんび曲作ったりなんかしてさぁ。それがまたね、高見沢で言えばさぁ、
 やっぱり昔付き合ってたね、まだ20代の頃彼女のさぁ金魚が死んだと、
 明治公園まで二人でその当時付き合ってた彼女と歩いてってスコップでさぁ、ね、
 一緒に暮らしてる女の子のさぁ、金魚が死んだってさぁ、で、あの高見沢がさぁ、ギターからさぁ、
 スコップに持ち替えて小さな、明治公園の隅〜の方で掘ってあげて、その金魚を埋めて、
 ちっちゃななんかアイスクリームの、こんななんか棒の所の白木の所に何々の墓とか書いて、
 二人で拝んで戻ってきて、またアパートで二人っきりになって、まだ売れない・・売れ初めの頃かなぁ、
 んで、生ギター一本持って、じゃ、お前悲しいだろっつって、お前だけに送るラブソングっつって、
 弾き語りでやって、これは絶対アルバムにも入れない、お前だけだっつって、女泣いて喜んで、
 一週間後アルバム入れちゃった男ですよ(爆笑)
 俺、高見沢によく何回も言うんだよ、いいなって。金魚が死んだ、その想いを、悲しい切ない想いを、
 歌に託してその場で即興で・・・、
 俺だって即興できる!
 『さぁオランダシシガシラが死んだわけであります!土深く埋めてきたわけであります!
 やがて、あの肉体が滅びてあの金魚が、春先に一輪の花が咲くという、まさにこれも一つの、
 エネルギーの輪廻転生でありましょうか!今あなたの心中は本当に切ない、
 今わたしが覆いかぶさろうとする、恋愛のマウント状態!』っつったって、
 女は喜んでくれるかもしんないけど、ジ〜ンとはこねぇ!っつったのよ。(爆笑)
 一生高見沢お前には頭あがんねぇって。かっこいいって、ね。
「それ絶対無理ですよね」
「ね、高見沢の、恋人達のペイヴメント、眠る君〜照らす月明かり〜そ〜れも〜恋なのか〜って、
 あの歌ん中でもさぁ、ね、なんか、黒いコートを、ね、僕の代わりに君に包んであげようとか、
 黒いコートこうやって広げたら日比谷公園の変質者だよ!ほらほらお嬢さんっつって。(爆笑)
 かなわないんだよ、ミュージシャン。」
「かなわないですよ」
「ね」
「絶対かなわない」
「ね」

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