18th Summer A.D.1999
Millennium Carnival 2
1999. 8. 8 YOKOHAMA NEW PORTPIA


早朝までカラオケで盛り上がった後、結局、家に着いたのが朝7時過ぎ。興奮冷めやらぬ状態で、あまり寝られなかったが仕方ない。16時過ぎに会場へ。
今日はH7ブロック。ステージをはっきり見ることは、ハナっから諦めていた。席に行ってみると、おっ、椅子アリ!一人分の幅が狭いのは同じだが、昨日の鉄板よりはかなりラク。おまけにブロックの一番前の列なので、前は通路になっていてかなり余裕がある。今日は窮屈な思いをしなくて済みそうだ。
オフ会のメンバーや、掲示板にいつも書き込んでくれる方々、突然連れてこられた初対面の方(笑)などなど、ほんとに沢山の方と会うことができて、開演前からかなり舞い上がり気味。
しかし、こっちが立ち上がると、何やら後ろから「うわー見えないー」「前の人大きい」の声。いやいや、そう言われましても・・。だいたい、そういうことを聞こえるように言うのはいかがなもんでしょうねーお嬢さん。
足削るわけにもいかんし、別に流行りの「超厚底」を履いてるわけでもないし・・。それに俺だって、前にはさらにデッカイ兄ちゃん2人の壁があるのよ。お互い様よ。
残念なのは、昨日と違って「コスモクロック」が少ししか見えないこと。昨日はステージとコスモクロックの光が見事にシンクロする場面もあったりして、おお〜っと思うこともあったのだが・・・。
昨日より2分早く、18時09分にメンバーが登場した。


★FLOWER REVOLUTION
 ほほ〜いきなりまたスゴイ所からきますな。一気に盛り上がる客席。
★二人のSEASON
 この曲のイントロのギターがいいんだよねー。始まった瞬間に「オ〜!」と叫んでしまった^^;
「耳〜もとでさっさやく〜 ”暑いね”」
昨日の「3つの星」発言があったから、ここでも鳥肌ワードが出るかと思った・・。あ〜恐かった(笑)
★Girl
 一つのマイクで歌う坂崎・桜井。
なぜかこの時、『ビートルズカレッジ』でビートルズの「Girl」を歌うときに、「幸ちゃん自分たちのオリジナル歌っちゃダメよ」
と言われていたのを思い出してしまった。
★Beginning Of The Time
 この曲、よくやるよなぁ。俺はあんまり・・・^^;
「杉山!長いよ、かきまわしが!」と言っていたが、とにかくステージはほとんど見えないので、
何がどうなってるのやらさっぱりわからない。

坂崎氏MC。
「ゴミがなかった」&「退場がスムーズだった」ことを県警から褒められたそうだ。
「俺達のことより、みんなが褒められることが一番うれしい!もう鼻デカデカです!」
そう言ってもらえるとそれはそれでうれしいけど、当たり前と言えば当たり前のことだ、そんなことは。
でも、客席にいて見ていた実感としては、ゴミは落ちてはいなかったけど、ゴミ箱はあふれて散らかっていたし、
規制退場も守らないで戻るように注意されていた人間も大勢いたし、
そんなに褒められたもんじゃないような気もしたが・・・。
他のイベントではその程度のこともできていないというのが実情なんだろう。
「アルフィーファンはマナーがいい」
あくまでも、他と比べれば、ということ。ぶっ飛ばしてやろうかと思うような輩も結構いますぜ、坂崎さん。
(まあまあ、穏便に・・^^;;;)
そして、デビュー曲の話へ。
桜井ボーカルで決定していたデビュー曲がB面にまわされた顛末。
「ビジュアル系フォークだったね」・・・何だそれ(笑)。
そのB面曲、「危険なリンゴ」のイントロが始まる。桜井氏、歌う気マンマンだが、イントロだけで終わり。
桜井氏「いけず〜」(笑)。
★夏しぐれ
 これは名曲だと思うんだけどなぁ。ここで聞けるとは思わなかった。
「乱れ髪のような雨〜」のところで、高見沢氏、自分の髪の毛を持ってヒラヒラさせる。
そんなことすると、また母君に怒られますよ(笑)
★メリーアン
 イントロと同時に、隣のTくんと思わず顔を見合わせ、「おお〜!」
Tくんはアル中というわけではないので、この曲はかなりうれしかったらしい(^^)
★不良少年
 なんかこれも久しぶりに聞くような気がするなぁ。曲は最高にかっこいい・・けど、詩がどうもなぁ。
こういう心境ってわからないのよ、別にいい子ぶるわけじゃないけど。
家を飛び出し、学校を飛び出し、都会に出たが届かない夢に挫折する・・。
ん〜俺はのんびりとお気楽にオチャラケて生きてるからな〜^^;;。こういう人間もいていいでしょ?

桜井氏MC。
「心を開けば星が見えると言いましたが、昨日は黒い雨雲がやってきまして、
あの雲にはマル幸って書いてありましたけども・・。」
爆笑^^;
「あの土砂降りの中で歌っていて、洗濯物の気持ちがよくわかりました。」
うまい!
「私の故郷は山村でして・・」
突然、「愛の讃歌」を歌い出す桜井氏。すかさず、
「それはシャンソン」
と坂崎氏のツッコミ(笑)。まったく、好きだね〜こういうの^^;;
「それでは、この春にお世話になった曲です。」

★夜空の星
 すでに「加山バージョン」はどんなのだったか忘れている。
「海の家のオジサン」も、せっかく本物の海のそばなんだから、出てきてほしかった(笑)
★CAN'T STOP LOVE !
★星空のRENDEZVOUS

 ぬお〜っ!いか〜んって!ここで「LOVE」2連発!
ちゃんと聞いとけばよかった〜(涙)。
曲がわからないことに唖然として集中できず。まぁこれも勉強ですな。
★WEEKEND SHUFFLE 〜華やかな週末〜
 あ、これ知ってるなぁ、何だっけなぁ^^;;。あ〜そうかWEEKEND SHUFFLEかぁ。そんなのもあったっけなぁ。
なんかの主題歌だったっけなぁ。結構いいなぁ。・・・・・俺、取り残されてるなぁ、さっきから。

このあたりから、ステージの映像が不調に。3分割の真ん中、坂崎氏の映像だけ消されてしまう。

高見沢氏MC。
「イテッ!」マイクスタンドに手をぶつける^^;
「ここまで長く続けてきたからこそ、夢をあきらめずにいてほしいと、少しは自信を持って言うことができると思います。」
25年の間歌い続けてきた3人。そしてこれからも歌い続けて行くであろう3人。やっぱり言葉の重みが違う。
自分がちょっと情けなくもなった。

★明日の鐘
 曲の後半に、セットの一番上から火花と煙。ロウソクの炎の映像が、
そのまま実際のステージセットに引火したような錯覚を覚える。
炎上するステージに何本ものレーザーの光。幻想的なメロディー。
この場面は今年の夏イベの想い出として、忘れられそうにない。
★希望の鐘が鳴る朝に
 イントロと同時にV字の花火があがる。
★A.D.1999
 今日は生声なし。
★Eurasian Rhapsody
 最後の「Asian Mind」のハモリが最高。生で聞くのは初めてか?これはどんどんやってくれ(笑)。
★Nouvelle Vague
 これは歌いたい!歌う!でもハモリが異常に難しい。
高見沢パートを追いかけるが、「アンシャンレジウム」の所は解読不可能(笑)。
去年の夏イベのあの空気が少し甦る。
★ラジカル・ティーンエイジャー
 いつ聞いてもいろいろ考えさせられる曲。イントロが始まった瞬間、会場全体の空気が変わってしまう感じがする。
もちろん最後は大合唱。

本編終了。最後の6曲にはすっかりのめり込んでしまった。ちょっとお疲れ(笑)。座らせて^^;

<<アンコール 1>>
昨日と同じ、ポチのファインゴールから・・・
★Wings of Freedom
 今日は「GOAL ! GOAL ! GO ! GO ! Yokohama FC !」の映像もあり。
横浜FCの選手がステージへあがると思いこんでいたが、それはないらしい^^;
そして、今日は雨もないらしい^^;;
わたくし、なぜかフラッグももってないのに異常に盛り上がってしまいました。どうしたことでしょう?
フラッグの隙間からチラッと見えたスクリーンに映る、奥寺GMの微妙な笑顔が印象的(笑)
★CRASH !
 あら、これも生で聞くのは初?これもどんどんやってくれ(笑)

高見沢氏叫ぶ!
「さあ、みんなまだ人間やってるな〜!人間やめろ!野獣になれ!鳥になれ!アヒルになれぇ〜〜!!」
うあ〜また海援隊かぁ〜^^;;

★D-D-D !
 昨日よりは客の反応も多少はいいかな。でもやっぱりひき気味の客多し(笑)。
桜井氏も調子に乗って「ガァガァ」言っている^^;;
★Stand Up, Baby
 おお〜息もつかせぬ展開ですなぁ。
ポチとタマが星や宇宙船に乗って駆けめぐる。「かわいい〜」の声多数。
★星空のディスタンス
 3人がセンターに集まりアカペラ。最初の部分が客席のざわめきで聞き取れない。
静かになってからも、集中しないとよく聞こえない。思わず耳に手をあてる。

<<アンコール 2>>
「昨日も言ったように、レンタル無用ですからね!」
そんなに心配か?大丈夫だよ、ちゃんと買うから(笑)。

★Justice For True Love
 曲よりも照明に気を取られてしまった。席によって、照明も見え方が全然違うことをあらためて感じる。
★LONG WAY TO FREEDOM
 高見沢氏、クレーンで上昇。腕を高々と掲げて、
「自由の女神!自由のタカミー!」みんなしてダジャレ好きね^^;;
「只今9時丁度をお知らせします!」
コスモクロックが見えない〜。見えたらもっと面白い場面だったはず・・・。
「それではいかせていただきます!!」
出た〜「欲望男」!!
「もっえっる〜欲望〜〜!」を聞きながら、今朝のカラオケを思い出して笑ってしまった。早速本物を見られるとは(笑)。
しかし、やはり本物、「欲望」の濃さが違うねぇ。
そして、メンバー紹介。
「ベース!・・・いいや」。ずっこける桜井氏。
そのあと、「桜井マサル!マ!サ!ル!マ!サ!ル!」の連呼。起きあがった桜井氏、リズムに合わせて踊り出す^^;;;
あ、そういえば花火まだやってないぞ。メンバーも下手の方へ捌けていったし・・・。

<<アンコール 3>>
高見沢氏MC。
「沢山の音楽があふれる中から、僕らの音楽を選んでくれてありがとう。」
普段アルフィーばかり聞いているわけではないし、むしろ普段はアルフィーは聞かないくらいだ。
でも俺の中でアルフィーは、他のアーティストとは明らかに違う位置にいる、特別な存在であることも確かである。
丁度19年前の夏の偶然の出会いから今までのことが頭をよぎる。
あの時はまさかこの1999年の夏に、こんなに大勢のファンと共に、この場所にいることなど想像すらできなかった。
逆にこちらが感謝したいくらいだ。
「ベルリンは・・とっとと帰ってきますけど(笑)」
乗り気じゃないのか(笑)
「ベルリンはあっちの方ですからね。みんなで拳を挙げてください。あ、室内でよ。
外でやるとおかしい人だと思われますからね。」

★TIME AND TIDE
 この2日間のこと、そしてアルフィーと出会ったあの頃のこと、様々なことを考えながらこの曲を聴いた。
いろいろと嫌な、物騒な話も聞こえてくる世紀末だが、来年も、そして21世紀も「アルフィーの夏」が
続いていくことを信じたい。

あ〜終わったなぁ・・・。今年は沢山の新しい出会いもあったし、アルフィーとインターネットに感謝!
「祭りの後の寂しさ」は仕方ないことだが、またすぐ秋のツアーが始まる。
ステージには「See You Soon !」の文字が光っていた。


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