18th Summer A.D.1999
Millennium Carnival 1
1999. 8. 7 YOKOHAMA NEW PORTPIA


 昼過ぎに桜木町駅に到着。空は晴れてはいるが、怪しげな雲もかなり見える。会場への道はどうやら決められているようだ。駅前から汽車道を抜け、新港地区へ。もうかなりの人数がグッズ販売待ちで並んでいる。ちょうどステージの横や裏手を通る形だったのだが、ん??セットが妙に小さいぞ。これは客席もかなり狭いのでは?
 去年は現地に着いてからあれこれ選んだが、今年は買うモノはもう決定済み。ビデオパンフ1・2、キーホルダー、横浜FCモノ。そうそう、頼まれものもあるんだった。メモを確認していると、ポツリと冷たいものが・・・。早くも来やがったな。あっという間にどしゃぶり。しかし、雨具の用意は万全。10分ほどでまた強い日差しが戻ってきた。
 13:00過ぎ、ようやく列が動き始めた。目当てのグッズを無事購入。横浜FCブースでは、5月の下北沢〜歌舞伎町仲間のMさんに挨拶。アルフィーグッズを置き忘れた(!)人を追いかけて戻ってきた、汗だくのYさんにも挨拶して、待ち合わせのため駅へ戻った。
 14:50頃、Tくんと合流、再び会場へ向かう。が、飲み物買うの忘れた〜^^;;開場と同時にいよいよ客席へ。うあ〜やっぱりここでやるのか。狭いよここじゃ。偵察の時に、まさかここじゃやらないだろう、狭すぎるし・・・と思っていた場所だ。
 ステージに向かって正面と右側が陸、左側と後ろが海。右前方にはみなとみらいのホテル群とコスモクロックがはっきり見える。
 自分の席へ着き、荷物を置く。はい、もう自分の居場所がありません(笑)。へたすると、荷物だけで隣にまで食い込んでしまう。まあ、今日はC5ブロック、ステージもよく見えそうだし贅沢は言えないか。
 17:20頃、ネット上では1年半の付き合いなのに会ったことのなかったNさんとも無事会うことができた。訪ねてきてくれてありがとう!Nさん。ほどよく風もありなかなか気持ちいいが、空にはまだ暗雲が・・。大丈夫かいな?


 18:09頃、ステージ中央から山石氏・長谷川氏に続き、高見沢氏・坂崎氏・桜井氏が登場。
おお、去年とは大違いの近さ(笑)。バックにはA.D.1999のメロディーが流れている。

★夢よ急げ
 イントロが始まったと同時に、気持ちが一気にピークに。最初からいい感じだなぁ、今年は。
やっぱりこの曲には思い入れがあるし。
いきなりなじみの無い曲から始まったらどうしようかと思っていたから、余計にうれしい。
★Decadence
 もう既に定番化か?意外に、野外で聞くのもいい感じ。
しかし、ラストの長さには相変わらず耐える自信がないので拳は振らずじまい。
★Good Times Boogie
 おー飛ばすねー最初から。タカミ〜センセイも元気元気。アルコンはあの群馬以来だから、よけいにそう見える。
★AMERICAN DREAM
 坂崎氏が下手、高見沢氏が上手の花道へ。毎回坂崎氏のファルセットがお楽しみ。かっこいい曲だよこれは。
★VICTORY
 イントロスタートと同時にフラッグの海。いつもは「見えねぇよぉ」と思ってるところだが、
ここまでやられると逆に気持ちいい。俺は相変わらず振らなかったけど(笑)。

始まってみると、頭からすっかり楽しんでいる自分にちょっと驚く。
いつもは結構冷めた目で見ているのに、どうしたことか?ん〜まあいいや。楽しいぞ今日は(^o^)/

MC。いつものように坂崎氏「ウィっす!」。
「このステージの大きさとそっちの客席の感じがピッタリ!って感じで、いいですねぇ。」
なるほど、そういう言い方もあるのか^^;; こっちは狭くてかなわんよ〜坂崎さん。
「旗が海のようでキレイでした。」だろうなぁ。一度ステージから見てみたいもんだ。
高見沢氏がアコギを手にしている。「高見沢=アコギ」状態には非常に敏感な俺(笑)。
さ〜てお楽しみの「古い曲ゾーン」だな。

★ラブレター
 聞き慣れたイントロから、高見沢氏のボーカル。あ?あら??歌い出さないセンセイ。
「ごめん、坂崎のギターに見とれてたぁ。うまいなぁ、あぁやって弾くんだぁって。」
狙ってやったわけではなく、天然だから恐ろしい(笑)。
坂崎氏、「ここでコピーすんなよ!」。爆笑(^Д^)。
改めてイントロスタート。ところが、今度は桜井氏が坂崎氏のギターの前で、手をヒラヒラさせて踊っている(笑)。
坂崎氏笑ってイントロ失敗。そしてようやく3度目で成功(?)。
でも、当時の高見沢さんのきれいな高音はもう聞けないのだろうか?高いところがかなり苦しそうだった。
聞いていて、こっちも思わず力が入ってしまう。

SEで、さざ波の音が流れる。ん〜いいねぇ〜。SUNSET SUMMERあたり、いってみようか〜。

★SUNSET SUMMER
 うあ〜ホントにやった!ビックリしたぁ。時間的にもまさに「サンセット」。聞き惚れました。
★Crazy Boy & Lazy Girl
 これもまた懐かしいこと(涙)。最後の掛け合いがかっこいい。

MC。おもむろに桜井氏しゃべり出す。
天気の話などする桜井氏。うあーこういう感じ、昔と変わらないなぁ。
気候の話から、故郷の選挙やお祭りの話とか、よくやってた(笑)。
「星についてのウンチクを。うんちをつつくわけじゃありません。」
すかさず坂崎氏からイエローカード。
「まだ、黄色1枚だよ。大丈夫大丈夫」
「星が見えるでしょ?」。客席からは「見えな〜い!」の声。「心を開けば、星は見えます。」

★星に願いを
 ひょっとして聞いたの初めてかな?「ディズニートリビュート」聞いてないし・・。
ようやく暮れた空と、みなとみらいの夜景が、曲にぴったり。
コスモクロックの照明も、このあたりからいい演出効果になってくる。

★STAR SHIP 〜光を求めて〜
 どうしてもこの曲を聴くと、大昔の武道館を思い出すんだよなぁ・・。

★幻想飛行
 ん〜いい感じの所を突いてくるなぁ。サビの部分から、まさに空を飛んでいるようないい気持ちになる。
思わず空を仰ぎ見る。

★星空のディスタンス
 「星コーナー」の締めはこれ。お約束? なぜか突然「ザ・ベストテン」の「伸びる耳」を思いだし笑ってしまった。

高見沢氏MC。
「星ならここに3つあるだろ。」
女の子達の歓声。俺は鳥肌。うわ〜〜って感じ(笑)。
昔○○○を○○していた人とはとても思えない(意味不明)。
「25年軌跡展というのを、え〜伊勢丹でやってますけれども・・」
はぁ??
「え?違う?三越?ニコタマ?高島屋?全然違うじゃねぇかよ!誰だ俺に嘘教えたの!」
なんともまぁ・・(苦笑)

★明日の鐘
 上空をヘリがバタバタと。静かに聞きたいのに。
グリーンのレーザーが飛び回り、スクリーンではロウソクの映像。幻想的な雰囲気に包まれる。
最近妙にこの曲が気に入っている。この系統は苦手なはずなのだが。
★希望の鐘が鳴る朝に
 春ツアーの「鐘つながり」とはちょっと違った流れですな。
この曲で拳を挙げる気にはならないので、いつものようにただ聞き惚れます。
★COUNT DOWN 1999
 ん??なんか変な位置に持ってきたなぁ。春ツアーのオープニングのイメージがまだ強く残っている。
あの時とは違って、イントロの坂崎さんのギターがちゃんと聞けて、かなりうれしい。
「あの夏、瓦礫の街から立ち上がったエネルギー」・・そういえば終戦記念日も近い。
★SWINGING GENERATION
★孤独の美学

 レーザー+火花スパーク!。やっぱりあのコーラスは「スカラムーシュ」って言ってるのかな?そこだけ耳集中(笑)。
でも2番は違うよなぁ。
★GATE OF HEAVEN
 やった〜。聞きたかったんだよこれ。
「君のすべて〜・・・Remember〜」の所の展開は鳥肌モノ(笑)。

とりあえず、本編終了。う〜ん今日はなんだか凄いとしか言いようがないな。
いつもは、アレはおかしい、コレは気にくわない、タカミ〜がワールド作りすぎだとか、いろいろ文句たれてるのに^^;;。
すっかり乗せられて、完璧に楽しんでいる俺。

<<アンコール1>>
★LOVE-0=
 いか〜ん!いかんぞ〜!「LOVE」はだめなのよ〜。
あんまり・・というかほとんど聞いてないんだよ〜。サビまで何だかわからなかった^^;。
「LOVE-0で〜」で、あ、「LOVE」の3曲目だ、と気づく。(なぜか曲順は覚えていた。変なの)
ふ〜ん、結構いいじゃん。帰ったらちゃんと聞こう。
この曲の後半あたりから、ポツポツと来始める。荷物しまった方がいいかな?

ポチがサッカーボールと戯れる。そしてシュート!見事にGOAL!雨が強くなりはじめる。
★Wings of Freedom
 まわりがフラッグに埋め尽くされる中、かなり手こずりながらも慌ててレジャーシートを取り出し、
自分とTくんの荷物にかぶせる。Tくんの「ハイテクモバイル機器」と、
俺の「ハイテク一眼レフ」に水が入ったらえらいこっちゃ。
グッズは大型ゴミ袋の中へ。よっしゃ、これでOK。カッパも持ってきたけど、着る余裕なし。
しかしこれはまた凄まじい雨だな。さてとステージは・・・ははは、見えましぇ〜ん(笑)。
最初に聞いたときよりは、お気に入り度がアップしているこの曲、ずぶぬれ状態が逆に燃えます。

そして、曲が終わるのを待っていたかのように雨が止み・・・。
★D-D-D!
ドナルドソングだ。3人が順番に腕で「D」の形を作りながら「D!D!D!」。
海援隊じゃないんだから(笑)。
客席はいったいコレはなんじゃい??といった雰囲気で、みんなポカ〜ンとしている。
客がひいているのがわかったのか、3人も半笑い^^;;。必死に「恥ずかしくない!」と頑張ってるように見える(笑)。
スクリーンにはドナルド。曲は・・・いやがおうにも頭に刻みつけられてしまう
「Woa! Woa! D.D.Dance! Woa! Woa! D.D.D!」
この曲がこれからどういう位置づけになるのか興味がある(笑)。秋ツアーでもやるのか?(苦笑)
★A.D.1999
 高見沢氏の生声。やっぱり野外だとこの距離でも耳を澄まさないと聞こえにくい。後ろまで聞こえているのだろうか?
「お前〜だけは離さない〜」の所で、まわりの女の子達は、開いて差しだした手を、握って引き寄せる。
マスカレードの「落ちて行く〜」と同じく、この手の「当て振り」が多いよなぁ。
これって最近のことなのかしら??なんかちょっと嫌。おじさんの考え方か、これは^^;;

<<アンコール2>>
高見沢氏MC。
「きっとフリューゲルスの涙雨でしょう。」
ん〜でも俺は逆に横浜FCのこれからに不吉なものを感じてしまった(ごめん)^^;
「今日はALFEEの新曲発表会に、こんなに集まってくれてありがとう!レンタル無用のニューシングル!
TSUTAYAもなにもない!」
営業妨害(爆笑)。
「一番緊張してるのは桜井でしょう。」
坂崎氏、桜井氏の喉をマッサージ、ネクタイを整えると、桜井氏は坂崎氏の髪型を整える。
「おい!こら!」 つっこむ高見沢氏。

★Justice For True Love
 ラジオではいい加減に聞いていたので(スマン)、ちゃんと聞くのは初めて。で、思ったこと。
「途中から始まるような曲」
初めからいきなり助サンが印籠を出したようだ。
「この愛のすべてをかけて」「愛の名にかけて」。さすが「金田一少年の事件簿」のテーマだけある。
さすがに「じっちゃんの名にかけて」は入ってないが(笑)。
シングルで桜井氏のメインボーカルが続いているのはたまたまなんだろうか?
それとも「危険なリンゴ」の25年来の怨念か。

★SWEAT & TEARS
 来た来たぁ〜!花火だぁ〜!やっぱり夏イベはこれだねぇ〜!
2番の頭では花道にいた高見沢氏がセンターに戻りきれず、一瞬「桜井バージョン」のSWEAT & TEARSが聞けた。
いいもの聞いたな〜(笑)。
最後は高見沢氏、上手のクレーンで、いつものように「高いところ」へ^^;

両側の花道までいって最後の挨拶。センターに戻り階段を上がって、大きく手を振る3人。
コンサートの最後のこの姿を見る度に、自分がアルフィーを知ってからの様々な想い出が甦ってしまう。
その中に、今日のこのコンサートも確実に刻まれた。ん〜今日は席が狭いことを除けば文句なし!
最後に見えた、坂崎さんの「手ヒラヒラ」が忘れられません(笑)


 このあとオフ会へ。参加された方はわかると思いますが・・・ははは、凄かったですな、アレは^^;;。
まぁ、アレも想い出の一つということで(笑)。
席が離れていてお話しできなかった方々、失礼しました。
その後、宿なしのワタクシに始発までカラオケに付き合ってくれた皆さん、ほんとに感謝です(涙)。
とてもアル中の集まりとは思えない選曲で、あんなに盛り上がるとは・・^^;;
プリプリにユニコーンに浅香唯に本田美奈子、米良に久保田にレベッカにフェアチャイルド・・・
あ、勿論ALFEEも(笑)。「夜明けのSWEAT & TEARS」のキレかたも凄かった。最高に楽しかった!
そして、この時盛り上がった「欲望男」の本物が2日目に・・・


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