FINAL COUNT DOWN
A.D.1999
1999. 5.15 NHKホール
初日の多摩に続いてまたまた怪しげな天気。明治神宮前駅からNHKホールへ向かう。代々木体育館では、SIAM SHADEのコンサートらしい。ちなみにSIAM SHADEのボーカルと俺は誕生日が同じ。どうでもいいか、そんなことは。で、その喧噪を通り抜け、ホールの前へ到着。16:00。チケットを譲ってくれたSさんに電話し、無事合流。去年の夏イベ以来の再会だ。髪型が変わっていてちょっとびっくり。Sさんの友達も合流し、なんだかんだとしゃべっていると、うあー降ってきた。とりあえず、NHKのスタジオパークに避難。傘を閉じようとしたところ、持っていた缶コーヒーを傘にぶっかける俺。透明のビニール傘が素晴らしい茶色に。まぬけなことこの上なし。NHKのキャラクターグッズ売場でブラブラし、ぬいぐるみのだんごは串から取れるのか確認なんぞして(取れそうで取れない)、「いちにのさんすう」のタップのストラップに心ひかれつつ外へ出る。あーかなり降ってますなぁ。
ホールへはいると、どうやらロビー開場らしい。ビデオ売場であれこれ見ながら時間をつぶす。10分ほどして開場。席は2FL8列10番。しかし、座ってみると結構近い。多摩に比べればもう全然OK。遅れてきたJさんも間に合って、開演を待つ・・が結局約20分押してスタート。鼓動と共に光る赤い照明が、多摩の時と違って、セット全体を照らすようになっている(多摩では2カ所だけが光っていたような・・)。で、メンバー登場。おーあのセンターの階段、ああいうふうに開閉するんだ。同じ高さからだとよくわからなかったが、2階から見て納得。2階席でしかわからないことっていうのもあるんだよねー。
☆COUNT DOWN 1999
多摩の後「ARCADIA」を聞きまくったおかげで、歌詞も完璧に頭に入っているのだ。
多摩で聞いたときとは自分自身の気持ちの入り方も全然違う。ん〜こうして長いブランクも埋まっていくだろうか?
☆Beginning Of The Time
☆ジェネレーションダイナマイト
にょほほ〜!そうきますか!なんか今日はいいな〜(笑)多摩とは大違い。かなりニコニコな俺。
☆American Dream
この辺はかなり高ぶっていたのであんまり記憶無し^^;;
坂崎氏のMC。「1週間開いたのでアガったりなんかして」「開演遅れてすいません。その分内容濃くします!」
☆Crisis Game
やっぱり最後の桜井氏のボーカルがいいねー。
☆AGES
詩の内容からアリスの「ジョニーの子守歌」が浮かんできたが、おいおい、そんなこと考えてる場合じゃないでしょ(笑)。
高見沢氏、今日は最初から声の調子が良さそう。
☆WIND OF TIME
坂崎氏MC。「しばらく小休止!中入り!」全員着席。「甥のダイスケ」の話。
ベースを始めたが、桜井じゃなくてラルクのベースに憧れてる、で、桜井氏大コケ(笑)。
「ベースくれって言ってもぜーったいやらねぇ!!」。しかし長いMCだ^^;;ラジオ聞いてるみたい。
☆LOVE NEVER DIES
この曲のサビから終わりにかけては最高です。聞けるとは思ってなかったので感激。
でも、こんな詩を他の人が歌ったらクサくなるよなぁ。アルフィーだとすんなり入ってくるのは何故かしら。
☆孤独の影
多摩ではボーっとして聞いてたけど、今日はしっかり聞こう!と思っていたが、やっぱりボーっとしてしまった^^;;
☆Moonlight Fairy
タカミー好きの女の子にはたまらん曲だろうけど、俺にはどうもムーディーすぎてこそばゆい。
高見沢氏MC。夏イベの発表。
「ミレニアム・カーニバル」・・と言ったところで、聞き取れなかったらしく、客席から「え〜っ?」の声。
はっはっは、俺はわかったぞ、すぐ。中山加奈ちゃんが「ミレニアム・イヴ」というバンドをやってたのだ。
なので、「ミレニアム」の意味も知っていたのだ。どうだ!<なに威張ってんだよ
ものすごい盛り上がりのまま、
☆SWEAT&TEARS
へ、なだれ込む。大歓声。それにしても、今日は大サービスだなぁ(笑)
多摩ではここで「エルドラド」がきて、気が抜けたところだ。この曲を聞けば、自動的に頭の中はベイエリア。
☆DECADENCE
イントロでは「SATISFACTION」のフレーズがはいる。何回も聞いているうちに気に入ってきた曲。
しかし、曲の雰囲気とタイトルの意味がまるで合ってないのはなんで??(笑)
俺の洞察力の無さがいけないのか?何か深い意味があるんだろうけど。
☆Masquerade Love
高見沢氏、風に吹かれる。レボレボである。さらにさかのぼれば本田美奈子である。
美奈子嬢はあのコンサートで、バスタブに入って登場したっけ。
高見沢氏がバスタブで登場する姿を想像してゾッとする(笑)。
そっちにばかり気を取られていて、あんまり曲を聴いてなかった^^;;
☆Liberty Bell
イントロで反応できない俺。ブランク痛し。何回聞いても気がつくのに時間がかかる曲。
嫌いじゃないんだけど、どうもこの曲になると客席を客観的に眺めてしまう。
☆祈り
やっぱり間奏の「ポーン」が聞きたいぞ。なんかスッキリしないんだ、これが。う〜。
☆希望の鐘が鳴る朝に
この曲は客がノリづらそうにしている様子が気持ち悪い。
で、「勝つために〜」でここしかやるところがないっていう感じで拳があがる様子も気持ち悪い。
でも曲自体は非常に気持ちいい。そのギャップがこれまた気持ち悪い。
さ〜てと、海の家のおじさんは今日はどうくるんだろうか?
<<アンコール 1>>
☆ロックンロール・ナイトショー
おー懐かしー。こういうシンプルなロックンロール系の曲は、もう作らないんでしょうか?最近のは「ブ厚い」からねー。
☆Bad Girl
ん?これっていつ頃の曲だっけ?俺があんまり聞いてなかった頃の曲なことは確かだけど。
でも知ってるなぁ。「?」が頭の中にあふれている間に終わってた^^;;
☆DIAMOND HEAD(ベンチャーズ)
本物よりうまい(笑)
坂崎氏がベース。そこへウクレレ片手に海の家のおじさん登場。ウクレレでこの曲を弾くが、これが妙にうまい(笑)
最後の「テケテケテケテケ」もバッチリ。
「ダメなんだよ、ほら、フロッピーの容量が足りないから。知らない?ケロケロフロッピーって」
「GSったって、ガソリンスタンドじゃないよ」。桜井氏飛ばしてます。
「オープリ〜〜ズ・・・」
タイガースの「君だけに」(だっけ??)を歌い始める桜井氏。ドラムが入るべき所で、入らない。
長谷川氏に向かって
「タタン!あれ?あの野郎〜世代が違うとか言いやがって!僕は小学生でしたとか言うんだよ〜畜生〜!」
俺も小学生だったけど、知ってる^^;だから年ごまかしてるとか言われるんだよな。
☆危険なふたり(沢田研二)
桜井氏、ステージ前方へ出る。客席も大盛り上がり。かっこいい〜!ジュリ〜!
帽子投げるかと思ったら投げなかった。しかし、この曲でこんなに盛り上がるというのは・・・。皆さんいくつ?^^;;
「夏と言えば、ジュリーもいいけど、やっぱり加山さんでしょう!」
☆夜空の星
何回聞いてもやっぱり「アルフィーの曲」だよなぁ。他の曲もやって欲しいな。「蒼い星くず」とか。
☆星空のディスタンス
「燃〜え上がれ・・」の所で手拍子が「パンパパン」に変わるのが気持ち悪い〜。
で、「さえぎる夜を・・」で元に戻るのが素晴らしく揃っているのも、なんかやだ〜。
そのうちこれが快感に変わっていくのか?なわけで、この曲では手拍子しない。
でも500マイルスの「5」はやる。あれは好き。
<<アンコール 2>>
高見沢氏MC。ベルリンの壁の話。
☆壁の向こうのFreedom
高見沢ワールド。ミュージカルだ。
☆A.D.1999
高見沢氏の生声でスタート。多摩の時より良く聞こえる。
金銀の吹雪が綺麗。曲の間中降りっぱなし。そんなに目新しい演出ではないけど、これだけ徹底するとほんとに綺麗だ。
この曲ってこんなにパワフルだったっけ?なんか今日は凄く圧倒される。やっぱり名曲だなーとあらためて感じた。
鼓動と赤い照明がスピードを落とし、A.D.1999のピアノのインストが流れる。
多摩の時は「鼓動と赤」はオープニングだけだったような・・。「始まりと終わり」を印象づけるには、今回のほうがいい。
アンコールの声鳴り止まず。
「皆さんの声はメンバーにも届いております。会館との約束により、これ以上続けることはできません・・・」
とのアナウンスが入る。こういうちょっとした気遣いはうれしい。
それにしても、初日のもどかしさが嘘のようなコンサートだった。自分自身の気持ちも、だんだん「12年のブランク」の呪縛から開放されてきたようだ。今日は大満足。ジュリーも最高だったし(笑)。さて、これからジャックポットだぞ。Sさんと、彼女の友達を待つ。そこに現れたのはなんと!多摩で昔のテープを交換したYさんではないか!なんと世間の狭いことよ^^; いや〜驚いた〜!ジャックポットから歌舞伎町へ流れて、4時近くまでアルフィー話で盛り上がる。こんなにアルフィーの話をしたのは初めてだ。まわりにいないからねー。