THE ALFEE
AUBE 2001
GLINT BEAT
2001.11.6 市川市文化会館 (千葉県市川市)


 以前、隣の松戸に住んでいたせいなのか、市川と聞くと近いイメージがあって、そんなに焦らなくてもだいじょぶだべ〜、と悠長に構えていたら、結局もの凄くギリギリになっていることに家を出る寸前に気が付いた。引っ越してきて15年近く経つのに、いまだに埼玉県民になり切れていない。
 東武線から、新越谷で武蔵野線に乗り換える「中山競馬場ルート」で西船橋、JRで本八幡へ。昔コンサートスタッフの仕事をしていた頃、よく歩いたなじみの道を進む。マクドナルドはまだあるなぁ、昔はここボウリング場じゃなかったっけ?、ここに来るのはPRINCESS PRINCESSの解散ツアー以来だなぁ、などと想い出に浸りながら、心の故郷・千葉県の市川市文化会館に着いたのは、開演10分前だった。しかし会場内はまだまだ空席も目立ち、客の動きも落ち着いていない。多分かなり押すだろう、とロビーへ戻り、新潟で金欠のため買わなかったツアーグッズ、パンフとピックセット、そして噂のチョコクランチを購入。なんだこれ?市川の隣の浦安市某所で売ってるネズミさんやアヒルさんのやつにそっくりだな(笑)。裏を見ると、製造・大阪の味本舗。社名と製品のギャップに笑いつつ、吉岡さんのイラストはホントに凄いなと感心しつつ客席へ。初対面のMさんに慌ただしく挨拶、時間がないので終演後に・・ということで席に戻る。いよいよ開演。18:43。


ツアースケジュールが次々に右から左へ流れ、最後に『20011106 ICHIKAWA』の文字がアップに。
●CHANGE THE WIND
お、今日も桜井さんは『グリーンとビート』な衣装(笑)。
ベースもピックも当たっている照明もグリーン。
しかしあのタカミーの髪型は何だ???上の方がツンツンしてるぞ。
●ARCADIA
新潟より音が数段いい。ホールによって残響が全然違うのを再確認。
●Wake Up 〜 Goodbye 20th century boy
イントロのドラムとギターのタイミングがちょっとズレてずっこけた。
「Hey !」での拳振り上げ、俺はいつもはやらないのになぜか自然にやってしまった。
ん〜〜なんだか今日はテンション高め。
●COUNT DOWN 1999
おっ、変えたね4曲目!坂崎アコギのイントロ、かっこいい〜〜!
世紀末を越えて、あんまり聴けなくなるかなぁ・・と思っていたが、なんだか今の世の中にハマってしまったこの曲。
『瓦礫の街』・・NYを思い浮かべてしまう。

(MC 坂崎)
 「なんでみんな曲を2番まで全部覚えてないと納得しないんでしょうね。いいんですよ、こっちが覚えてれば。」
 「アルフィーのコンサートに良い席悪い席はない!どうしても自分の画面に桜井の顔がアップで写っちゃう人から、
5人のフォーメーションが全て見渡せる人まで!」

●もう一度君に逢いたい
●SAVED BY THE LOVE SONG

高見沢氏、エレキギターを下げたまま、スタンドに立てかけたアコギでイントロ演奏。
しかしそっちに気を取られたか、最初の「甘い」を「弾む」と間違える^^;
アレンジがもの凄く凝ってるように聞こえたけど、新潟でもこうだったっけ?
●SWINGING GENERATION
あ、「悲しき墓標」じゃないのかぁ。ドラム聴きたかったのになぁ。ま、これも好きだけど。

(MC 坂崎&桜井)
着席タイム。
「後半大変なことになりますからね。温存温存。バナナのある人は食べてください。」
「遠いようで近い、近いようで遠い市川。隣は小岩。その隣が新小岩で、次が平井。うちは平井から徒歩10分。
亀戸からだと東武亀戸線に乗り換えて、東あづまで降りて・・・説明してる場合じゃないですけど(笑)」
「よく来ましたよ、『ひおしがり』」
出た!江戸下町言葉!俺も小学校4年くらいまで「ひおしがり」だと思ってた^^;;
その後も、「谷津遊園のジェットコースター」だの、「船橋ヘルスセンターの大滝すべり」だの、地元ネタの連発。
尊敬する坂崎先生と自分が、子供の頃同じ体験をしてきたというのは大変うれしいものでございます。
「桜井にも悩み事はある」という話から、カメラや写真集の話、最後は五臓六腑、一石二鳥の話になって、
桜井氏一言、「ついてこいよ、みんな」(笑)
「そろそろ続けましょうかね。グリントビートですから。コンサートは音楽を聴くモノですからね。」

高見沢氏、お色直し(笑)。白とブルーのドレスを見て、心の中でツッコミを入れる。
カツオノエボシかよ!猛毒かよ!』 
(←クリックしてちょ)
●Fairy Dance
出だしのタカミーボーカルの危うさ、慣れると快感になる <ならないならない
●不思議な関係
初めて聴いたのは高校生の時。今では詩の意味のわかる年齢になりました(意味深)。
●COMPLEX BLUE 〜愛だけ哀しすぎて〜
エンディングのギターソロ、風に吹かれます。なびいてます。
しかし、毎回クスクスと笑い声が聞こえるというのは・・どうなんでしょうかねぇ。
あ〜あ〜また始まっちゃった、と思う人と、タカミーかっこいいー!と思う人の割合を調べてみたい気がする^^;

(MC 高見沢)
「今年は忘れられない年になったような気がします。指を折りながら・・折りながらじゃねぇな、折っていながら!
アルバムを作ったこと。今度ALFEE CLASSICS 3が出ます。これは集大成ですね。
3枚作ったからもういいや!って感じですけど。・・・・・なんだよ、ザワザワするなよ。」
出た!久々のなげやり発言(笑)。
「拍手が足りないよ!少しは盛り上げてくれよ!そういう関係でいようよ。長い付き合いなんだからわかるだろ!
今日は疲れてるみたいだから、私たちで盛り上げましょ!とかさぁ。」
・・・・・疲れてるのか^^;;;

●運命の轍 宿命の扉
GLINT BEAT の中で今一番聴く回数の多いのがこの曲。
9曲目→1曲目→2曲目(これ)、でまた2曲目てな感じ。あーでも9曲目はやらないのよねぇ。
まぁ簡単にライブでやれる曲じゃないけど(坂崎氏も言っていた)、やっぱり聴いてみたい。1曲目はこのあと出てくるけど。
●Boy
●真夜中を突っ走れ!

なんだかタイトル通りに全体が走り気味。聴いてる方もなんとなく前のめり。
●Beat Pop Generation
曲よりもバックの映像につい見入ってしまう。
●閃光
出ました1曲目。
やっぱり音が違うわ。新潟のこの曲は何がなんだかわからなかったからなぁ。ズオワ〜〜ンって響きっぱなしで。

<<アンコール1>>
●NEVER FADE
前回同様、アコギでのサビから。今更ながら、この曲良いです。なんかいつもより軽快な感じ。
●ロミオとジュリエット
●Romeo 〜Cosmic☆Picnic〜

メロディーもギターのアレンジもかっこいいのだが・・やっぱり詩がダメだぁ。
ラメ色シャトルもオーロラサンドもペットの悪魔もなじめませ〜ん。
「LOVE MACHINE」も、違う方々を思いだしてしまいます(苦笑)

((このえちゃんコーナー))
ゼンマイが切れて止まったこのえちゃんをくすぐったりキスしたり(!)もてあそぶ高見沢氏。
ピクピクと動くこのえちゃん、思わず一言。
「大人のおもちゃじゃないんだよ」
客席の異様などよめきの中、坂崎氏よりレッドカードが呈示され、「退場!」
●We Will Rock You (QUEEN)
「I came from London ! My name is KONOE-HEI ! Please call me "KONOE-CHAN" !」
「ロンドン、今回は行けそうもないわ〜と思ってた人!今からチョキンチョキン!
銀行紹介してやろうか?利率のいいところ。埼玉銀行!あ、もうないか(笑)。
妹が駐車場で車ぶつけられたんだ!何でそんなこと覚えてんだろう?」
●We are the Champions (QUEEN)

●絶狂!ジャンピング・グルーピー
「グッグッグッ!」による年齢チェックコーナーです。
やっぱり30代が圧倒的に多いのね。40代に向かって高見沢氏、
「一緒に年を重ねていきましょう!」
50代、「大きな声出せないかもしれないから(笑)」と客席を静かにさせるが、
桜井氏より「それはまずいだろ」との助言があり、「じゃ、騒いでていいや」
続いて体重チェック!・・・???
「80キロ・・85キロ・・・ん〜87キロ以上の人!グッグッグッ!」
静かな客席に向かって一言。「タジマ!お前だろ!」 そしてタジマ氏一人でグッグッグッ!(爆笑)

●Juliet
「アンコール1」の形がだんだん固まってきたのかな。このえちゃんコーナーも妙にすっきり。
ここの2曲の盛り上がりはなかなかいい感じ。

<<アンコール2>>
(MC 高見沢)
ここで爆弾発言。
「自分がイヤになったりするときもあります。そういう時は、無性に髪を切ってしまいたい衝動に駆られることもある!
もう長いのも飽きた!いつ切っちゃうかわかりませんけど。俺の髪だ!好きにさせろ〜!」
お〜〜〜!切っちゃえ切っちゃえ〜! (王子ファンの皆様ごめんなさい^^;)
●NEVER ENDING DREAM
●SWEAT & TEARS

もう数え切れないくらい聴いているのに、何回聴いてもイントロから気持ちがグーンと盛り上がるのは、
やっぱり名曲なんだろうなぁ。腕は今回も続かなかったが^^;


終演21:33。新潟よりも聞きやすかったし、なかなか良いコンサートだった。
開演前にあったMさんと再び合流。日曜の競馬の話なんぞしながら外へ出ると、Mさんのグループの中に、こちらを気にしている女性が。ん?ひょっとして昔同じクラスにいたS??う〜でも自信がないなぁ。結局言葉を交わさないまま、待ち合わせしていたJさんと合流し帰途へ。その後、Mさんからのメールで、彼女がやっぱりSであることが判明!ビックリ。約20年ぶりの再会がアルコンだというだけでも驚きなのに、初めて会ったMさんの知り合いだったという、もの凄い偶然。アルフィーのコンサートに再び通い始めて3年半、いろいろな偶然が重なって、いろいろな人たちと知り合うことができたが、またまたこんな偶然の出会いがあろうとは。いや〜ほんとに驚いた。


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