THE ALFEE
AUBE 2001
GLINT BEAT
2001.10.21 新潟県民会館 (新潟県新潟市)
新潟が休みの日にぶつかっているということはわかっていたが、夜勤明けだし、次の日赤坂でミュージカルを見る予定も先に入っていたので、初めは新潟遠征はパス、のつもりだった。ところが楽しみにしていた初日さいたまの返金が届いた瞬間、くそ〜新潟行ってやるぅ〜(怒)と頭に血が上り、すぐローソンチケットに電話。買っちゃった。あーあ、買っちゃったよ。いいのかおい。金ないのに。
朝、仕事を終え大宮駅へ。8:14発あさひ307号で新潟へ。この遠征にはもう一つ目的があった。うまい具合に新潟競馬開催中じゃないの。これは行かないわけにはいかない。14:00まで、裏開催ののんびりした雰囲気の競馬場でハズレ馬券を買いまくり、15:00ホテルにチェックイン。菊花賞の馬券もかすりもしないことをテレビで確認。一息ついて、17:00頃ホールへ出発。徒歩15分くらいだから、と、余裕かまして行ったが、近くまで来ているはずなのに会館の場所がわからない。公園の敷地内に点在しているいくつかの建物の一つなのだが、自転車用通路が頭の上にグニャグニャと伸びているだけで、歩道が妙に少ない。案内板を見ても方向感覚が狂ってわからず。仕方なく、駐車場のオジサンに尋ねると非常に親切に教えてくれて、なんとか会館に到着。でもその途中の道には誰もいなかったから、そんな所を通って来る人はいないということか?皆さんどの道から来たんだろうか?あーわかりづらい!
席は2階5列。開演前から1階席はバラバラのアルフィーコール。「あーるーふぃー!あーるーふぃー!」。こんなの今まで見たことない。同じファンでもいろんな人がいるもんだ。18:06開演。以前使っていたあの「電光掲示板」みたいな映像がまた使われている。
●CHANGE THE WIND
一曲目はご親切なサンケイスポーツさんの記事のおかげでバレていたので、あまり驚かず。この曲はCDではあんまり聞いてなかったが、生で聞いてすっかりお気に入りになってしまった。桜井さんの衣装が全身グリーン!
●ARCADIA
なるほど、最初の何曲かは「ご時世を反映」ということかな。しかし、このホール、ちょっと残響がひどくないか?なんかボワンボワンしちゃって聞きづらい。
●Wake Up 〜 Goodbye 20th century boy
●My Best Friend
予想通り、最初の4曲は「国境」というキーワードで統一された選曲。
(MC坂崎)
「アルバムが出てすぐのツアーということで、それぞれがいろんな緊張感を抱えつつ(笑)、まぁその緊張感が楽しいんですが。」
いつもの初めての人アンケート、妙に人数が多め。手を挙げた男性客に、
「あ、生の高見沢を見にいらしたんですか?」
「いったい、桜井さんはどういう仕掛けで動いてるのかじっくり見ていってください。」
客席には20年ぶり3回目という人も。
●もう一度君に逢いたい
●SAVED BY THE LOVE SONG
うれしいけど、なんか最近よくこれやるなぁ。アコギだけのほうが好きだけど・・。
●悲しき墓標
あれ、これもよく聞くような・・(笑)。この曲はドラムが好き。
(MC坂崎&桜井)
坂崎「お客さん一人一人に、自分たちがどう映ってるのか聞いてみたい。何がどういけないんだ!とか(笑)。アルフィーのステージを客席で見るのが夢なんですよ。桜井と高見沢と、真ん中が棚瀬とかじゃダメですよ。ちゃんとしたアルフィーを、みんなと一緒にリアルタイムで感じたい!叶わない夢ですけど。」
桜井「すいません、よだれが出てしまいました(笑)。最近シマリが悪くなってきまして。」
「何でこんな格好(全身みどり)してるかというと『グリーンとビート』だから。やっぱり、エコロジーですか。目が安らぎますから。グリーンは。」
なんと、靴下やピックまでグリーン(笑)
高見沢氏登場で、
坂崎「白いでしょ。いけませんよ、男性の方々。禁断の愛に走っては。」
●Fairy Dance
●不思議な関係
サビの部分の高見沢ソロから始まる。前の曲からの流れで、GLINT
BEATで行くのかと思ったら、なんとまぁ懐かしい曲。タイトルがしばらく思い出せないぐらい懐かしい^^;
●COMPLEX BLUE 〜愛だけ哀しすぎて〜
(MC高見沢)
前の3曲、高見沢氏曰く、『禁断の愛シリーズ』
「不思議な関係、まさにALFEEがそんな感じですね。未来の約束を交わしたわけもなく、寄り添う3人がここまで来ました(笑)」
言葉に詰まった高見沢氏に、客席から『がんばれ〜』の声。おいおい、がんばれーはないだろ(笑)。
「頑張らなきゃこんな衣装着れないだろ!」
●運命の轍 宿命の扉
●Boy
桜井ボーカルはやっぱり生のほうが迫力あり。今はCDと同じアレンジだけど、これも次第に変わっていくのかな。
●真夜中を突っ走れ!
あら、GLINT BEATで通すんじゃないんだ。この曲、いつもよりテンポが速いような・・。その方が好きだけど。
●Beat Pop Generation
●閃光
うわーなんだー!CDで聞くより、なんだかものすごく忙しい。聞きながらどんどんテンポが速くなっていきそうな錯覚に襲われる。いやーしかし忙しい。うるさい(笑)。でも変な言い方だが・・面白い。
<<アンコール1>>
アコギ弾きながらの登場。
●NEVER FADE
サビを生ギターだけで演奏するところから始まる。前回のタワレコライブの時と同じく、今年もタワレコはツアーの予告編だったらしい^^;
●ロミオとジュリエット
●Romeo 〜Cosmic☆Picnic〜
やっぱりこれは苦手かも。全体的な詩の世界だけでなく、ひとつひとつの言葉の選び方が甘ったるすぎる。それが坂崎ボーカルというのも変な感じ。で、最後は「レッツゴー!」だもんなぁ(苦笑)。
桜井氏、イギリスの近衛兵の姿で登場。横浜のドリームランドか?(ローカル失礼)
ロンドン公演中止の勇気ある決定に対し、いつかもう一回やってね、という招待状贈呈。
バッキンガム宮殿・・・の隣のバッキンガムみやげ店だって(笑)
「プリーズ・コール・ミー!このえちゃん!!」
手袋は会館の警備員に借りたらしい(笑)。
「せっかく来たんだから、本場の近衛兵の仕事を見せてあげよう!ショー・ザ・フラッグ!」
時事ネタ炸裂するが、イマイチ受けが悪かった^^;
曲のスローダウンと共に動きが止まるこのえちゃん。動いちゃダメ!なのに動いてしまうこのえちゃんに高見沢氏怒り、しばらくほったらかしにする(笑)。
●We are the Champion(クイーン)
クイーンという前振りに期待が高まるが・・・あーこれにいっちゃうかぁ。ちょっと当たり前すぎだなぁ。
●Stand Up,Baby −愛こそすべて−
新潟県民会館の2階席は揺れませんでした。カナケンの2階は恐ろしかったが。
●Juliet
あ、そうか、これやってなかった。どうしてもアルバムの曲に気持ちがいってしまっていたので忘れてた。
<<アンコール2>>
(MC高見沢)
「新潟は昔からアルフィーを愛してくれた街です。商店街のお祭りにも2回出ました!」
●NEVER ENDING DREAM
言葉をかみしめるように歌う高見沢氏。これはいいねー。
●SWEAT & TEARS
うわ!そういう終わり方ですか。この曲のイントロが始まると、なぜか毎回ビックリするのはなぜ?^^;
これで終わる事なんてしょっちゅうあるんだから、頭に入れておけよ。はい、わかりました。そして、右腕を振り挙げ続ける腕力が欲しいと思いつつ、右腕ばかり挙げてると、右だけ太くなったりしないかなどと余計なことを考えつつ終了。
高見沢「THANK YOU 新潟!また会おうぜ!」
終演、21:04。
アルバム発売直後のツアーということで、どうしてもアルバム中心の構成になって、物足りなさを感じたりしないかと心配だったが、懐かしい曲も所々にあり、満足のいくコンサートだった。まだまだツアーは始まったばかり。これからどのように変化していくのかも楽しみ。
帰りに食事をしたかったのだが・・・な〜んもない。遠征すると、これが困るんだよ、いつも。