THE ALFEE
AUBE 2000
2000.12.30 大阪城ホール


「これは来年も来ないわけにはいかないな〜」と感じた去年のファイナルからはや一年、一人旅だった去年とは違って、今年はJさん、Sさん、Eちゃんと同行。東京9時38分発の新幹線で新大阪へ。大阪でKさんTさんコンビと合流、総勢6人の謎の集団。宿泊先の十三から阪急で梅田・・JR大阪から大阪城公園へ。つい1ヶ月前に来たばかりのこの場所、なんで俺はこんな遠くにしょっちゅう来てるのだろうか?などど考えつつ、すっかり歩き慣れてしまった道をホールへ向かう。ズラッと並ぶ屋台や、コスプレさん達(STSもいた!)の様子を眺めつつ、17:30ころホール内へ。去年のアリーナ後方&スタンドとは違って、今年はアリーナ14列。おお〜近い!ステージはもちろんだが、それよりも上手側の花道がもう目の前。これは高見沢氏の色白っぷりがよく見えるぞ。隣のタカミー大好きJさんは大興奮、バシバシひっぱたかれた(笑)。18時12分スタート。


◆AUBE 〜新しい夜明け
この位置からだとどうしても高見沢氏の衣装とギターに目が行ってしまう。
途中、「愛は奇跡の〜」の「愛は」をいつも以上にとろけるような歌い方をされて力が抜けた(笑)。
◆星空のディスタンス
◆幻想飛行

坂崎氏、いつもより力の抜けた歌いっぷり。な〜んかいい感じ。きもちいいねーこの曲は。
◆NEVER FADE
この辺は曲順変えないのね。なぜか山石氏ばかり見てる俺。
でも「拳を突き上げろ!」のところは、握る拳に力が入る。

=MC(坂崎)=
「今世紀最後の大阪城ホール、始まりました!今世紀最後のラーメンとか、
今世紀最後のたこ焼きを食べた方もいらっしゃるでしょう!」

◆Wake Up 〜 Goodbye 20th century boy
初めて聞いたときの違和感が嘘のよう。もうイントロからエンディングまでニコニコ(^o^)
◆トラベリングバンド
「変わる6曲目」、今日は何だろう??と構えていたらなんと!トラベリングバンドだぁ!
初武道館で配ったビデオのオープニングの映像が甦る。
「明日はもう次の街へ・・」、そう、明日は神戸だぞ。
「今夜は帰さないぜ〜〜!!」、高見沢氏絶叫!
◆CATCH YOUR EARTH
前の曲が曲だけに、なんかグタ〜っとしてしまった。
「CATCH YOUR EARTH」に合わせて握られる手の波を、相変わらずぼんやり眺める。
どうもなじめないらしい^^;
高見沢氏、いつもは叫ばないところも叫んだりしてる。

=MC(坂崎&桜井)=
「一杯のお運びで、ありがとうございます」 久しぶりに聞いたぞ、落語の前フリのようなこのセリフ。
桜井氏、以外とハデな裏地を見せながら登場。観音様への対抗意識か?
「最近はそうでもないですけど、昔はひどいこと言ってましたよね。
秩父まで電車で3時間、馬で2時間、籠で8時間とか」
「そうそうみんな本気にしちゃって。桜井さん大変だわ〜って(笑)」
その他、秩父についてめちゃくちゃ言う坂崎氏、はいはいそうですそうです、と受け流す桜井氏。
「コンサートを進めなければなりません。えー曲に行きたいんですけど、
観音様が出てきませんね。」
舞台ソデでスタッフが大爆笑。客席まで聞こえた^^;

◆君に逢ったのはいつだろう
ん??はぁ・・。聞いた事あるような・・。さすが途中が抜けてる『キセル』ファン、勉強不足。
どうやら「LOVE」だけじゃなく、「JOURNEY」も弱いようである。
◆愛こそ力 −Power for Love−
この秋ツアーは、「Wake Up」とこの曲の良さを発見したことが、
後々まで思い出に残るような気がする。
◆Brave Love 〜Galaxy Express 999
はーやっぱりなんかダメだなぁこれ。嫌いじゃないんだけど。999の映像をボーっと眺める。
◆夜明けのLANDING BAHN
坂崎氏のマウスハープから始まる。客席からは悲鳴に近い歓声。
結構ハードだけど切ない曲だよなぁこれ。
佐野元春の「モリスンは朝、空港で」という曲を聴いたときと同じイメージが思い浮かぶ。
詩の内容は全然違うんだけど^^;
そうなると決まって「夏の明け方の代々木公園」も出て来ちゃう。
すんません。ワケわからない感想で。俺だけがすごくよくわかるこの連想。

=MC(高見沢)=
「俺達は変わってない!と思って、ベストテンのビデオを見たら・・・見事に変わっていた!
こんな頭してたのか坂崎、ブロッコリーみたいな(笑)」
「一応スカートじゃなくてパンツなんだよこれ」と言った途端、会場のあちこちから
「回って〜!」の声。
バラバラで聞き取れなかったらしい高見沢氏、「みんな一緒に言おう!せ〜の!」
「回って〜〜!!」
回りました(笑)
フォークソング紀行の時に作った、民話を題材にした曲の話題を出しちゃったもんだから、
客席が手拍子でリクエスト。「こんなかっこじゃ歌えるワケ無いだろ!」
でも何年かしたら封印を解くかもしれない・・・ってホントですか高見沢さん?期待しちゃいますよ
そういう事言うと。あの『情念』がもう一度聴けるのか??
そういえば、俺が「あのツアーを否定するのはやめてくれ!」と書いてからは、
否定的な言葉が出なくなった。まさか見られたか?そんなわけないか。

「1990年!REVOLUTION 1!アンコールの最後にやった曲!」
◆FLOWER REVOLUTION
桜井氏、ピョンピョン飛び跳ねる。坂崎氏、笑って歌えなくなりそうに。
◆夢よ急げ
桜井ボーカルがいつもより野性的(?)。サビは下のパートなのに主旋律みたいに響く。
◆Crisis Game 〜世紀末の危険な遊戯
「世紀末」も明日で終わり、ということはこの曲もうやらないのかしら?
◆Nouvelle Vague
この曲の並びはアルコン復活したての頃の気持ちを思い起こさせる。
今、本当に戻ってきて良かったと心から思う。
◆ジェネレーションダイナマイト
「トラベリングバンド」と同様、この曲もあのビデオの印象が強い。
桜井氏のド迫力ボーカルに煽られすっかりキレました。
◆LONG WAY TO FREEDOM
多分ブッコワレ状態だったんだろう、この辺記憶にない。
ただ「さびしい夜も吹き飛ばそうぜぇ〜〜!」のところで急に
「そうねー吹き飛ばしたいねぇ」としみじみしてしまった事だけは覚えてる^^;;
高見沢氏、「欲望〜ファイナル〜!」って叫んでたような・・。今回はストリップなし。

さっきから時間が気になる。この時点で20時15分。ベストテンの中継、どこに入れるんだろう??

<アンコール1>
◆Stand Up,Baby −愛こそすべて−

武道館の反省からか、今日は最初っから飛びます。で、2番で降ります。
どう考えてもその方がスムーズ。異常に長い間奏も必要なし(笑)。まぁそれはそれで面白いけど。
またまたお馬さんにまたがってる王子様。馬の脚を持って上下にフリフリ。
◆暁のパラダイスロード〜危険なふたり
ぬお〜アカパラだぁ〜!どうも今日はあの初めての武道館を連想させる曲が多いな。
オリコンの50位に初めて入ったときの記事のこと、
この曲のレコードを買いにわざわざ二駅先のレコード屋までチャリンコで行ったこと、
レコードに入っていたステッカーのこと、様々なことを思い出す。
チキショー!アルフィー売れてきやがったな!と実感し始めたのもこの曲。
ノリながらも思い出に浸っているところに突然あの曲のメロディーが・・・ジュリー〜〜〜!(笑)。

=桜井イリュージョンコーナー=
「Welcome to マサルティンバンコ!」今日は師匠2人が見に来てるらしい。そして新ネタ。
坂崎氏が箱に入る。四角い筒を2つ貫通させ、箱の中央に金属の板を差し込む。
箱の下半分をグイッとずらす。あらぁ幸ちゃん真っ二つ。そして元通り。
うまくいった・・・のかな?師匠の採点はどうだったのだろうか?

そしていつものように桜井氏の「D!コール」から・・・
◆D.D.D ! 〜Happy 65th Anniversary for Donald Duck〜
銀テープ発射!今日はダンサーなしね。フリもだいぶ覚えてしまった^^;
おーみんな踊ってるなぁ。武道館でしかやってないでしょ、パラパラ。
キョト〜ンとしてる人も確かにいるけどね。
◆恋の炎
今度は幸ちゃんタイム。こういうバランスも考えて選曲するんだろうか?
坂崎氏がやっと上手の花道の方に来てくれた。高見沢氏は今日はやたらとこっちに来るけど。

さてさて只今の時間は・・・お、21時ちょうど。番組が始まる時刻。この分だと終わった後かな?

<アンコール2>
=MC(高見沢)=
「ギターを捨てなかったこと、歌い続けてきたことが、俺達の誇りだと思います。」
◆Pride
自分の今の状況を詩にダブらせながら聞いていた。いろいろな想いと曲のパワーに包まれ、
まわりが見えなくなって自分一人になったような錯覚を覚える。
最後にマイクを離れた3人がステージの中央でアカペラ。直接響いてくる3人のハーモニー。
ライブの規模は確かに変わったが、ステージに立っている3人は変わらない。
規模が大きくなりすぎた事への違和感で、アルフィーから遠ざかってしまった自分が情けない。
◆Heart Of Justice
ほとんど涙目状態。
はぁ、これから中継があるいというのに、こんな顔でテレビに映ったらまずい(笑)。

気になる時間は21時25分。もうそろそろ・・と思っていると

<アンコール3>
「只今よりザ・ベストテンの中継の準備に入らせていただきます。
21:30頃から中継の説明をさせていただきます。ご協力お願いいたします。」
というアナウンス。
やっとですな。しかしまさか今になってあのベストテンの中継の現場に居合わせることになろうとは
思いもしなかった。まわりを見ると、化粧直しをしてる人、電話してる人が大勢(笑)。
さすが全国放送。
そうこうしてるうちに場内にはオンエアの音声のみ流れ始める。
CMに続いて、ダンシングヒーロー!荻野目洋子!
あーやっぱり初登場の曲なんだ。おまけに大阪城といえば、これはもうメリーアンですな。

毎日放送の青木アナ登場。当時の大阪の追っかけマン。メンバーを呼び込んで、
17年前の大阪城野音の思い出話など。
しかしバックに流れる「ダンシングヒーロー」がどうしても気になる。
と思ったら、ステージでは桜井氏が踊っていた(爆笑)。考えることは同じね^^;
そしていよいよ生中継スタート。

◆メリーアン(ザ・ベストテン生中継)
黒柳さんの声がスピーカーから流れ、自分は現場にいるという、今までと正反対の状況が面白い。
ふ〜ん、こういう感じなのね。客も妙に気合いが入って、いつも以上の盛り上がり。
後でオンエアを見たら、イントロのところで青木アナがいろいろしゃべってたけど、
その声は会場には流れてませんでした。

これで終わりかなぁ・・と思っていると
「さぁまだまだ行くぞ〜〜!!」
◆SWINGING GENERATION
中継が入ったことで、ちょっと気持ちが切れていたところだったので、なんかノリ遅れ気味。
お〜お〜まだやんのかい!?って感じ。
帰ろうと思ったところで仕事を頼まれたような・・それは違うか(笑)

=MC(高見沢)=
「ずいぶん規模は変わったけど、3人で演奏する、3人でハモるという気持ちは、
あの頃と変わってません。これからもこの気持ちのままで・・」

◆ROCKDOM −風に吹かれて−
20世紀の最後に、またこの曲を聴けて良かった。離れるきっかけになった「大規模」コンサート、
そこで初めて演奏された曲。あの時はもうアルフィーのコンサートにも行かないだろうと思っていた。
西暦2000年、それも大阪で、またこの曲を聴いていることが、自分でも不思議な感じがする。
弱いなぁこの曲は。聞くたび泣けてくるよ・・。
◆See You Again
印象的なアコギのイントロで、BAY-AREAからさらに3年過去へ戻される。勘弁して。大泣き状態。
この曲がきっかけでファンになったといっていた、バイト仲間のWくんは、
今頃どうしているのだろうか?
武道館へ来る前に、ラーメン屋で彼女のスカートに醤油をこぼしちゃったなんてことがあったよなぁ。

なんか今日は「最初の武道館」と「BAY-AREA」を連想させる曲や場面が多いような気がする。
俺にとってもこの2つのコンサートは一生忘れられないものだが、
メンバーにとってもやはり大切なものなのだろう。
今年も大阪ファイナルは強烈な印象を残して終わりました。長かったし(笑)。
22時8分。ソデに引っ込む寸前の、桜井氏の投げキッスが忘れられません^^;


終演後はKさんEさん達のグループも合流して食事ということであちこちうろうろ歩き回ったが、結局店が見つからず解散。最初の6人で十三まで戻ることに。しかし場所柄、風俗の店とラブホテルばっかり。何かありそうと思って進んだ通りは、私たちのような健全な若者達(?)を排除するような独特の雰囲気。恐い恐い。なんとか見つけた店は、なかなかいいところで、鍋なんぞつつきつつ、ビールなんぞ飲みつつ2時の閉店まで。その後ホテルに戻り、Kちゃんの部屋に集まって4時半頃までしゃべりっぱなし。自分の部屋に戻っても上がったテンションはなかなか治まらず、結局ほとんど寝られなかった。さてさてお次はいよいよカウントダウン!寝ないで大丈夫なのか?


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