THE ALFEE
AUBE 2000
2000.10.14 富士市文化会館ロゼシアター


ツアーのスケジュールが出て、いつものように自分の休みと照らし合わせたとき、まずぶつかったのが富士。ん〜微妙な距離だぞ。しかし、この秋は最近のお楽しみ、北関東地区には一本も行けなそうだし、ここは一発、ロゼシアターとやらに行ってみるか。というわけで、東北道・首都高・東名高速とわがボロ・マリノ君を走らせやってきましたロゼシアター。駐車場が狭いということだったので、ちょっと早めに出発したのだが、いくらなんでも早く着きすぎた。会館自体はなかなかきれいだが、噂通り駐車場がせこい。おまけにこの一帯、くさい。どぶくさい。なんなのこれ?たまらんわぁ。近くの川のにおいだろうか?富士市民はこの悪臭の中で生活しているのかしらなどと余計な心配をする。17:40頃会館内へ。


ステージは以外とシンプル。映像使うと聞いたけど、どうなのこれ?
席は2階・最後列。隣は2つ空席。そんなに広い会館ではないので、最後列といっても全然OK。
館内には「ALFEE MEETS DANCE」が流れている。手元の時計では18:13、会館の時計では18:10開演。
合わせとけよロゼシアター。
『ツァラトゥストラはかく語りき』だっけ?2001年宇宙の旅ですか。そして太陽系の惑星の映像。
なんか電光掲示板みたい。この距離だからいいけど、近くの人、粒子が粗すぎてなんだかわからんのではないか?
◆AUBE〜新しい夜明け〜
◆星空のディスタンス
◆幻想飛行

オープニングの『ツァラトゥストラ〜』からこの3曲、20世紀最後のツアー、きたるべき21世紀へ向けての
「宇宙の旅」な選曲ですな。でも「星ディス」はもういいよ。
◆THE AGES
いつも気になる高見沢氏の第一声。お、今日は調子いいみたい。

==坂崎MC==
「僕のちっちゃい頃は・・・あ、今でもちっちゃいですけど(笑)」
「これからはガングロはだめです。ガンジロ!ここにもいますけど・・顔だけじゃなく衣装も白い!」

◆WAKE UP -Goodbye 20th Century Boy-
HEYHEYHEYで聞いたとき「わかりづらいメロディーがサビで突然わかりやすくなる」と感じたのは、
生で聞いても同じだったが、坂崎ボーカル〜3人ハモリというパターンは好きなので、
これも以外とお気に入りになりそうな予感。
◆罪人たちの舟
行きの車の中で聞いてから、妙に頭の中に流れ続けていたので、イントロが始まった瞬間ビックリ。
◆CATCH YOUR EARTH
この辺弱い。時期的に。知ってますよ、そりゃ。いい曲だし。なんだっけ、大橋巨泉の番組のヤツだよな。
でも「勉強不足時代」の曲にまだなじめない。

==坂崎MC==
最近の気候の話を始めるが、どうも客席の反応がおかしい。後ろで爆笑する桜井氏。
「お前、東京と富士じゃ違うだろ、やっぱり。おかしいよ。」
そして秩父の話では「桜井・秩父原人品種改良説」が!おまけにゴールドの衣装の高見沢氏に向かって
「金閣寺!」。坂崎暴走。

◆LOVE NEVER DIES
あ〜ん、うれし〜!これはいいですなぁ。「愛は死なない〜」の桜井氏の力強い声に「そうだ!愛は死なないのだ!」
とうなずく。何してんだ俺?
◆愛こそ力 −Power for Love−
◆Brave Love 〜Galaxy Express 999

「電光掲示板」には999の映像。昭和記念公園のあの空気を思い出す。でもやっぱり見づらいよ、これ。
◆哀愁は黄昏の果てに

==高見沢MC==
「いろんなツアータイトルがありました。」と言いつつ、ほとんど思い出せない高見沢氏(笑)。
「最近は英語ですけど、昔は日本語のタイトルもありました。フォークソング紀行!稚くて愛を知らず!なんて・・」
坂崎氏イントロを弾き始め、客席から歓声。高見沢氏「やらなくていいよ!」
「ここからはツアータイトルになった曲を」

◆AFFECTION
ボーカルのリレーのところがかっこいい。
◆夢よ急げ
この曲ってだいたい前の曲の終わりから間を空けずに始まるので、いつも独特の盛り上がりを見せる。
何回聞いても名曲です。カウントダウンの神戸でも聴いてみたい曲。
◆Time Spirit
あら、このへんわからん。
◆ARCADIA
◆COUNT DOWN 1999

この2曲はキレました。特にCOUNT DOWN 1999は。しかし今日はセンセイ絶好調ね。
◆LONG WAY TO FREEDOM
俺にとっては横浜のテーマソングになってしまったこの曲。なかなか「欲望」が出ないと思ったら・・
最後の最後にやっと出た!

本編終了。なかなかすごい選曲じゃないの。なんか今日はいいぞ。(今日はって言うな^^;)

==アンコール1==

◆冒険者たち
◆サファイアの瞳

ありがとうございます。これを聴けるとは。桜井氏のパワフルな中に切なさ漂うボーカルが素晴らしい。
そしてまたあのメロディーが・・・。え?まだやるの?変えないの?
◆オーソレミオ
手品ですか?ひもを両脇の2人に持たせて、3人でステップステップランランラン♪爆笑。
そして箱の中からドナルドが出てきて・・・うあ〜やるのかよ。
◆D.D.D ! 〜Happy 65th Anniversary for Donald Duck〜
あれだけの人数が一斉にピンクの手袋を着け始める光景は恐ろしささえ感じます^^;。
熱狂する人間と呆気にとられる人間の対照的な姿がおもしろくて、客席ばっかり見てた。
ステージでは高見沢氏、ふざけすぎでなんだかめちゃくちゃになってた。この曲のカンペは永遠でしょうか?
◆Masqurade Love
出た〜!うあ〜!風ふくのか〜!?あ〜!吹いた〜!恥ずかし〜!

==アンコール2==
「盛り上がってるか〜!?後ろ〜!真ん中〜!」
高見沢氏、いつものように叫んだ後突然冷静に
「みんな自分がどこか把握してるんだな(笑)。後ろ〜!真ん中〜!後ろと真ん中の境目〜!」
とまどう客席。爆笑3人。
◆NEVER FADE
この曲自体は気に入ってるが、やっぱりこういう曲がシングルになるんだなぁ。「ハデで速いヤツ」のシングル化希望。
「幅広い音楽性」のはずのアルフィーが、世間では意外とそうは思われてないようだし。最近は特に。
知り合いが「悲劇受胎」「COUNT DOWN 1999」を聴いて驚いてたぐらいだし。じゃなかったら、思いっきりフォークとか。

なんだかんだ言いつつも、今回のツアーはかなりいいぞ。これでアコギだけの曲が入ってくれると最高なのだが・・・。
20世紀の締めくくりのツアー、この先どう変わっていくのか、変わらないのか(笑)?2階11列19番。
一番後ろもたまにはいいもんだ。


帰りは駐車場でモバイラーぶりを発揮、セットリストのアップと何人かにメールで報告。明日は仕事、早く帰らねばと思っていたのだが、何か食おうと寄った海老名SAでよりによってサッカー・アジアカップの中継を流していた。結局後半途中まで見てしまい、家に着いたのは2時近く。何してんだか。


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